職務経歴書の書き方

職務経歴書の書き方イメージ

職務経歴書の書き方を解説します。
最低限の書き方はもちろん、内定が出やすくなる書き方も解説します。
また、やってはいけないNGの書き方もあるので、失敗しないように注意しましょう。

職務経歴書の書き方

職務経歴書の書き方を解説します。
主に下記の記載項目があるため、正しい書き方を知っておきましょう。

  • 日付
  • 職務要約
  • 在籍期間
  • 在籍企業の情報
  • 業務内容
  • 業務実績
  • 取得した資格・免許
  • 自己PR

項目1

日付

職務経歴書の日付欄は、「職務経歴書を応募企業に送る日」を記載します。
郵送で送る場合は投函日を記載しましょう。

項目2

職務要約

職務経歴書の書き出しは「職務要約」を書くのが基本です。
端的に、あなたがどういう人かをわかりやすく伝えるためです。
職務要約のイメージは下記のとおり。

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(例文)
◯◯社にて約◯年間、◯◯の業務を経験してきました。◯◯の資格も取得しています。
自身の業務だけでなく、後輩の指導も経験しておりマネジメントスキルもあります。 ◯◯社では◯◯のような評価をもらっていました。しっかりとコミュニケーションをとり、迅速な業務を進めます。

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簡単にいうと「あなたの職務経歴のあらすじ」を書くイメージです。
文字数は250文字前後が望ましいです。

項目3

在籍期間

在籍していた企業の在籍期間を書きましょう。
注意点は、和暦か西暦で統一することです。
職務経歴書ないで統一することはもちろん、履歴書とも表記を統一してください。

項目4

在籍企業の情報

在籍していた企業の情報を記載します。
具体的に記載する項目は下記のとおりです。

  • 企業名
  • 設立年
  • 資本金
  • 売上高
  • 従業員数
  • 事業内容

在籍していた企業と応募企業の規模が近いほど採用される確率が上がるため、必ず記載しておきましょう。

項目5

業務内容

在籍していた企業での業務内容も記載してください。
所属や役職名も記載しておきましょう。
具体的には下記のようなイメージです。

  • 建築部にて現場係員を担当
  • RC工事の施工管理

特に業務内容については、できるだけ詳細に記載しましょう。
即戦力になれる仕事があれば、採用される確率が上がるからです。
また、仕事内容ごとに区切って書くとわかりやすいです。

項目6

業務実績

業務の実績も記載しておきましょう。
例は下記のとおりです。

  • RC造
  • 受注金額◯◯億円
  • ◯階建て
  • 敷地面積◯◯◯◯㎡、延床面積◯◯◯◯㎡

応募企業の業務規模と近いと採用される確率が上がります。

項目7

取得した資格・免許

取得した資格や免許も記載しましょう。
即戦力になれる資格や免許があれば、採用されやすくなるからです。
例は下記のとおりです。

  • 1級建築施工管理技士/20◯◯年◯月取得
  • CAD利用技術者/20◯◯年◯月取得

ちなみに、資格や免許は応募企業に関連するものを書きましょう。
無関係な資格や免許を書くと、職務経歴書がわかりにくくなるのでNGです。

項目8

自己PR

自己PRでは、戦力になることをアピールしましょう。
具体的なイメージは下記のとおりです。

  • 経験者:即戦力であることをアピール
  • 未経験者:前職の経験で活かせるものをアピール

戦力になることが伝わると、採用されやすくなります。

職務経歴書はA4用紙1~2枚が目安

ちなみに、職務経歴書はA4用紙1~2枚に収めましょう。
あまりに文量が多いのは、マナーとしてNGです。
もし文量が多くなってしまった場合は、応募企業に不必要な情報をカットてみてください。
簡潔で読みやすい職務経歴書を目指しましょう。

職務経歴書作成時の3つの注意点

職務経歴書を作成するときは、下記の3つに注意しましょう。

  1. 職歴はすべて記載する
  2. 誤字脱字がないようにする
  3. 応募企業が興味をもちそうな経歴をアピールする

1つずつ解説します。

注意点1

職歴はすべて記載する

ちなみに、職歴はすべて記載してください。
勝手に省略すると、最悪の場合は「経歴詐称」と判断されて不採用になるからです。
短期間しか働いていない会社があっても、正直に記載しましょう。
※ただし、複数のアルバイト経験は「アルバイト」とまとめて記載しても構いません。

注意点2

誤字脱字がないようにする

誤字脱字がないように、職務経歴書を送る前に必ずチェックしましょう。
「ケアレスミスに気づけない人」に見えて、非常に印象が悪くなります。
特に資格の記載で誤字脱字があると、担当できる業務が変わってしまう恐れもあるので注意しましょう。

注意点3

応募企業が興味をもちそうな経歴をアピールする

応募する企業が興味をもつ経歴を積極的にアピールしましょう。
即戦力であることが伝われば、採用される確率が高くなるからです。
応募企業が興味をもちそうな経歴は、採用ページや求人情報の「求める人物像」などのデータから推測しましょう。

まとめ

職務経歴書は正しく記載

職務経歴書は正しく記載することはもちろん、できるだけ採用されやすくなるように書きましょう。
人材としては素晴らしいのに、職務経歴書が原因で書類選考を通過できないともったいないです。
この記事で紹介した記載方法を参考にして、さっそく職務経歴書を記載してみてください。
職務経歴書作成の参考になればうれしいです。